2010年 05月 20日
相応学舎からのお知らせ 2010年5月 |
「教行信証講義」 本多弘之先生
2010年5月20日(木)午後4時より
6/17(木)、7/6(火)
【先月の講義より】なお厳父(げんぷ)のごとし、一切もろもろの凡聖(ぼんしょう)を訓導(くんどう)するがゆえに。
存在の真理を人間に公開して、真理を頂いていくように教育する。いきなり仏法を分かれと言われたって分からない。人間は無始以来の我執を生きるようになっていますから、我執を生きることが当然だと思っている。しかし本当は、我執を生きていることが人間に深い罪を犯させ、苦悩を引き起こし、生きること自身を無駄にしていくといいますか、無意味にひきずっていく。そういうことを教えて、本当の存在を回復する。つまり仏に成るということは、自利利他円満の存在になっていくことでしょう。仏に成ることこそ、人間として生きる喜びであり、自他ともに共に生きて本当によかったと言えるような生を生みだしていくのですね。そういう教育をするのが仏法なんだと。仏法こそ本当の意味の人間教育なのだ。【文責・平野喜之】
今月はp.208、l.8「なお悲母(ひも)のごとし」からです。
京都市北区小山下総町28−7
学仏道場 相応学舎
2010年5月20日(木)午後4時より
6/17(木)、7/6(火)
【先月の講義より】なお厳父(げんぷ)のごとし、一切もろもろの凡聖(ぼんしょう)を訓導(くんどう)するがゆえに。
存在の真理を人間に公開して、真理を頂いていくように教育する。いきなり仏法を分かれと言われたって分からない。人間は無始以来の我執を生きるようになっていますから、我執を生きることが当然だと思っている。しかし本当は、我執を生きていることが人間に深い罪を犯させ、苦悩を引き起こし、生きること自身を無駄にしていくといいますか、無意味にひきずっていく。そういうことを教えて、本当の存在を回復する。つまり仏に成るということは、自利利他円満の存在になっていくことでしょう。仏に成ることこそ、人間として生きる喜びであり、自他ともに共に生きて本当によかったと言えるような生を生みだしていくのですね。そういう教育をするのが仏法なんだと。仏法こそ本当の意味の人間教育なのだ。【文責・平野喜之】
今月はp.208、l.8「なお悲母(ひも)のごとし」からです。
京都市北区小山下総町28−7
学仏道場 相応学舎
by k_gachapin
| 2010-05-20 00:00
| 相応学舎