2012年 03月 26日
相応学舎からのお知らせ 2012年3月 |
「教行信証講義」 本多弘之先生
2012年3月27日(火)午後4時より
4/28(土)、5/22(火)、6/20(水)、7/11(水)
▼ 帰去来(いざいなん)、魔境(まきょう)には停(とど)まるべからず(「証巻」284頁)浄土を善導大師が帰去来(いざいなん)とおっしゃったことには、非常に大きな意味がある。我われが本当に帰るべき場所として大涅槃を欲しいのかと。大涅槃が欲しいということが無いのに大涅槃のことを考えたら無意味ですよね。大涅槃が欲しい、それが欲生心なんだと。安楽浄土が欲しいということは、存在の故郷が欲しいということなんだと。これを回復したいという要求がなければ回向も何もないわけでしょう。だから、一人一人なんですよ、これに出遇うか出遇わないかは。これに出遇って、初めて教えに触れていける。善導大師は帰去来という言葉で言われます。帰去来という言葉は唐の時代の人だっら、相当多くの人が共感できたのでしょう。【文責・平野喜之】
今月は、p.284の御自釈からです。
京都市北区小山下総町28−7
学仏道場 相応学舎
2012年3月27日(火)午後4時より
4/28(土)、5/22(火)、6/20(水)、7/11(水)
▼ 帰去来(いざいなん)、魔境(まきょう)には停(とど)まるべからず(「証巻」284頁)浄土を善導大師が帰去来(いざいなん)とおっしゃったことには、非常に大きな意味がある。我われが本当に帰るべき場所として大涅槃を欲しいのかと。大涅槃が欲しいということが無いのに大涅槃のことを考えたら無意味ですよね。大涅槃が欲しい、それが欲生心なんだと。安楽浄土が欲しいということは、存在の故郷が欲しいということなんだと。これを回復したいという要求がなければ回向も何もないわけでしょう。だから、一人一人なんですよ、これに出遇うか出遇わないかは。これに出遇って、初めて教えに触れていける。善導大師は帰去来という言葉で言われます。帰去来という言葉は唐の時代の人だっら、相当多くの人が共感できたのでしょう。【文責・平野喜之】
今月は、p.284の御自釈からです。
京都市北区小山下総町28−7
学仏道場 相応学舎
by k_gachapin
| 2012-03-26 00:00
| 相応学舎