2012年 07月 09日
相応学舎からのお知らせ 2012年7月 |
「教行信証講義」 本多 弘之 先生
7月11日(水)午後4時~
9/6(木)、10/23(火)、11/20(火)、
12/8(土)午後3時~ 報恩講、1/15(火)、2/19(火)
▼二つに還相(げんそう)の回向(えこう)と言うは、すなわちこれ利他教化地(りたきょうけじ)の益(やく)なり。(「証巻」284頁)
自力でやるんじゃない。自分の力で何かをするんじゃない。自分は聞くんですね。本願力を信受する。本願力を聞くということが、本願力を証明している。本願力、いずこにあるや。どこにもありはしない。本願力は我が身に来ていると信ずる身が起こると、聞其名号という事実のところに、本願がはたらいている事実がある。そうすると本願は、経典に書いてある文字が本願ではなくて、本願力となって衆生にはたらくところに本願力がある。受け取った人間がそれを証明している。その意味が不虚作住持功徳(ふこさじゅうじくどく)に出遇った菩薩功徳を語る意味なんじゃないかなと私は思うんですね。【文責・平野喜之】
今月は、p.288の最後の行からです。
〒603-8151 京都市北区小山下総町28-7
学仏道場 相応学舎
7月11日(水)午後4時~
9/6(木)、10/23(火)、11/20(火)、
12/8(土)午後3時~ 報恩講、1/15(火)、2/19(火)
▼二つに還相(げんそう)の回向(えこう)と言うは、すなわちこれ利他教化地(りたきょうけじ)の益(やく)なり。(「証巻」284頁)
自力でやるんじゃない。自分の力で何かをするんじゃない。自分は聞くんですね。本願力を信受する。本願力を聞くということが、本願力を証明している。本願力、いずこにあるや。どこにもありはしない。本願力は我が身に来ていると信ずる身が起こると、聞其名号という事実のところに、本願がはたらいている事実がある。そうすると本願は、経典に書いてある文字が本願ではなくて、本願力となって衆生にはたらくところに本願力がある。受け取った人間がそれを証明している。その意味が不虚作住持功徳(ふこさじゅうじくどく)に出遇った菩薩功徳を語る意味なんじゃないかなと私は思うんですね。【文責・平野喜之】
今月は、p.288の最後の行からです。
〒603-8151 京都市北区小山下総町28-7
学仏道場 相応学舎
by k_gachapin
| 2012-07-09 00:00
| 相応学舎