2013年 03月 13日
相応学舎からのお知らせ 2013年3月 |
「教行信証講義」 本多 弘之 先生
3月15日(金)午後4時〜
4/16(火)、5/16(木)、6/18(火)
▼ (「証巻」291頁)「器世間(きせけん)清浄」「衆生(しゅじょう)世間清浄」
願に触れれば、願の外に涅槃を求める必要はない。願の形で涅槃がはたらいて来ている。はたらく涅槃。涅槃や一如は無為法だが、無為法を有為法にするわけにはいかないのだけれども、言葉として、あたかも有為法のようにはたらく。人間の心理作用としての願いは、有為法ですよね。けれども、法蔵菩薩の願は兆載永劫に続く願ですから、いわば変わらざる願ですから、はたらく無為法は矛盾概念ですね。そういう矛盾を突破して利益を与えたいという大悲がこの方法を生み出したのだと。
【文責・平野喜之】
今月は、p.292 の3行目からです。
〒603-8151 京都市北区小山下総町28-7
学仏道場 相応学舎
3月15日(金)午後4時〜
4/16(火)、5/16(木)、6/18(火)
▼ (「証巻」291頁)「器世間(きせけん)清浄」「衆生(しゅじょう)世間清浄」
願に触れれば、願の外に涅槃を求める必要はない。願の形で涅槃がはたらいて来ている。はたらく涅槃。涅槃や一如は無為法だが、無為法を有為法にするわけにはいかないのだけれども、言葉として、あたかも有為法のようにはたらく。人間の心理作用としての願いは、有為法ですよね。けれども、法蔵菩薩の願は兆載永劫に続く願ですから、いわば変わらざる願ですから、はたらく無為法は矛盾概念ですね。そういう矛盾を突破して利益を与えたいという大悲がこの方法を生み出したのだと。
【文責・平野喜之】
今月は、p.292 の3行目からです。
〒603-8151 京都市北区小山下総町28-7
学仏道場 相応学舎
by k_gachapin
| 2013-03-13 00:00
| 相応学舎