相応学舎からのお知らせ 2018年11月 |
「教行信証講義」 本多 弘之 先生 2018年 11月13日(火)午後4時~6時 12/1(土)報恩講午後3時~、1/15(火)、2/19(火)無窓忌午後3時~、3/12(火) |
★「偽なる者は、はなはだもって多く、虚なる者は、はなはだもって滋し」(聖典326頁)
「偽なる者」、求めるけれども外道に堕してしまう。虚偽、つまり欺瞞でしかないってことですよね。「真実だ、真実だ」って言っているわりには、生きている中に真実を感じていないと言いますか、自己欺瞞でしかないということの恐ろしさですね。本当の意味で不安が除かれているか。結局、不安におののいているんじゃないか。そうだとしたら「真実だ」とか言っているのは一体なんなんだ。虚偽でしかないじゃないかと。「虚」というのは「うつろ」ということですけど、内容がない。むなしいということですよね。「実」だと思って生きてきたけど、内容がなかったという。他人から、努力しているとか実績があがっているとかいくらほめられても、自分自身の中に虚しさというものを感じてしまったらどうしようもないですね。【文責・平野喜之】
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