2016年 05月 26日
相応学舎からのお知らせ 2016年6月 |
「教行信証講義」 本多 弘之 先生
2016年 6月15日(水)午後4時~6時
7/20(水)、9/7(水)、10/20(木)、11/15(火)
12/2(金)報恩講は午後3時から
人間の妄念を破って、本当に本願力を受け止めたならば、本願力に立って新しい人生を生きる能動性が与えられるんだという真宗学を切り開こうとされたのが、曽我量深先生です。こういう面を宗門が忘れたら、親鸞聖人の教えが死んでしまうと。親鸞聖人の教えは凡夫が本当にこの命を生きて触れていける。信心において助かっていけるという教えを開いて下さったわけですから、死んだら助かる浄土教に戻ってしまったら、親鸞聖人の出現の意味がなくなるわけですよ。そういうことが分かってないでね…。浄土教一般は死んだら浄土かもしれないけど、死んだら浄土を言っているんじゃないんですよ、親鸞聖人の教えは。回向に値遇する。如来回向ということが用いてくるということは、生きているからこそ値遇するんだ。死んでから値遇してもしょうがないじゃないですか。【文責・平野喜之】
今月は316頁の2行目からです。
〒603-8151 京都市北区小山下総町28-7
学仏道場 相応学舎
2016年 6月15日(水)午後4時~6時
7/20(水)、9/7(水)、10/20(木)、11/15(火)
12/2(金)報恩講は午後3時から
人間の妄念を破って、本当に本願力を受け止めたならば、本願力に立って新しい人生を生きる能動性が与えられるんだという真宗学を切り開こうとされたのが、曽我量深先生です。こういう面を宗門が忘れたら、親鸞聖人の教えが死んでしまうと。親鸞聖人の教えは凡夫が本当にこの命を生きて触れていける。信心において助かっていけるという教えを開いて下さったわけですから、死んだら助かる浄土教に戻ってしまったら、親鸞聖人の出現の意味がなくなるわけですよ。そういうことが分かってないでね…。浄土教一般は死んだら浄土かもしれないけど、死んだら浄土を言っているんじゃないんですよ、親鸞聖人の教えは。回向に値遇する。如来回向ということが用いてくるということは、生きているからこそ値遇するんだ。死んでから値遇してもしょうがないじゃないですか。【文責・平野喜之】
今月は316頁の2行目からです。
〒603-8151 京都市北区小山下総町28-7
学仏道場 相応学舎
by k_gachapin
| 2016-05-26 00:00
| 相応学舎