相応学舎からのお知らせ2017年11月 |
「教行信証講義」 本多 弘之 先生 2017年 11月17日(金)午後4時~6時 12/1(金)は、学舎の報恩講 午後3時半から ★毎年、報恩講は午後3時からでしたが、今年だけ事情により30分遅らせて、午後3時半からになります。ご注意ください。 |
★安楽仏国に到れば、すなわち必ず仏性を顕す(322頁)
安楽仏国に往生する、生れ直す。生れ直すということは、完全に生の意味が転換されるということなんですよね。往生するということは、死して生きるということが成り立つということは、それまでの凡夫の生活が完全に変わるという、そういうことを言っているわけですよね。それが、凡夫にあっては自分の力では成り立たない。だから死んでから後だというふうに考えてしまうけど、実はそこに摂取不捨の、凡夫を邪魔とせずに無碍のはたらきで、呼びかけてくるというはたらきがあるんだという。だから、無限大悲のはたらきの側からすれば、無限大悲にこぼれおちるものはないと。凡夫の側からすれば、全然見えないし、どこに行けばいいかわからんと。でも大悲の側からは呼びかけている。【文責・平野喜之】
今月は322頁の最後の行からです。
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